京都市上京区の上御霊神社は「御霊神社」が正式名ですが、京都市中京区の下御霊神社と区別するため上御霊神社と呼ばれています。その昔、応仁元年(1467年)に御霊神社の森にて「御霊合戦」が始まり、その際に神社拝殿は火をつけられその後この戦いが応仁の乱(1467~1477年)と拡大した、まさに応仁の乱が勃発した場所です。焼失した社殿はその後足利氏によって再建されました。
この御霊神社での夏越の大祓式では、茅の輪くぐり、そして人形に託した罪穢れを祓う焚き上げが行われます。
本殿や楼門、神社内に鎮座する福寿稲荷神社等見どころも多い上御霊神社の夏越の大祓式にぜひおいでください。