日本最初の天満宮である京都の水火天満宮(すいかてんまんぐう)は、漢詩人・学者としても有名な菅原道真公をご祭神とし、水難・火難・災禍除、奇瑞の霊験として盗難・失踪・雷火災厄にご利益があると言われています。また、菅原道真公が子どもが生まれる際に祈ったと言われる「安産玉子の石」があることから、子宝・安産の神としても広く信仰を集めています。
日本初の天満宮であると言われるのは「天皇の勅命にて神号を賜り、天満宮としたこと」と「初めて道真公の神霊を勧請したこと」が所以です。
この霊験あらたかな天満宮での夏越大祓式では、新年が明けてからの半年間で身についてしまった罪穢れを祓い、心身を清めるための茅の輪くぐり、そして古いお札やお守りなどの焚き上げが行われます。
神社によって異なる茅の輪くぐりの作法についても案内がありますので、ぜひ一度夏の神事に足を運んでみてはいかがでしょうか。