伏見稲荷大社の「火焚祭(ひたきさい)」は秋の収穫の後に五穀の豊穣をはじめ万物を育てたもう稲荷大神のご神恩に感謝する祭典で、古来より伝統のある行事として広く知られています。

本殿での祭典の後、神苑斎場において全国の崇敬者から奉納された数十万本にもおよぶ火焚串を焚きあげ、宮司以下神職をはじめ参列者一同が大祓詞を奉唱して、罪障消滅・万福招来を祈ります。

全国でも最大の規模で行われるこの火焚祭を一目見ようと、毎年数多くの観光客がここを訪れます。