琴浦町にある伯耆稲荷神社(ほうきいなりじんじゃ)では、毎年4月に祈年祭が行われます。
古来から、日本では「春になると神様は里に降り人々の暮らしを見守り、秋の収穫後に山に還る」との考え方があります。

祈年祭(きねんさい)は、春にその年の農事をスタートさせるにあたって、一年の無事と豊作祈願、豊かで平和な年であることを祈る神事です。
「とし」は稲の実りを意味します。五穀豊穣や国の繁栄、国家安泰を祈念します。