小倉百人一首巻頭歌ゆかりの近江神宮で、天智天皇御製「秋の他のかほりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」を読師が神前で朗読し、采女装束を着用した4名の取り姫が儀式的にかるたを取り「かるた開きの儀」を行います。

続いて近江勧学館において高松宮記念杯をいただいた競技かるたの全国大会が開催されます。

昭和26年にかるた祭とともにはじめられた伝統ある大会で、従前は「全国歌かるた大会」の名称でしたが、28年より表記のとおり変更になりました。近年は年々参加者が激増し、昨年30年は1200人、本年は1400人を超える参加数となりました。