近江神宮の例祭は、通称「近江まつり」と呼ばれ、毎年4月20日以降の日曜日(20日が日曜日の場合は20日)に催されます。近江神宮ゆかりの天智天皇が近江大津宮へ都を移した、西暦667年3月19日を太陽暦に直すと4月20日にあたるため、毎年この時期に開催されるそうです。
拝殿では供え物の鯉に手を触れずに箸と包丁を使い捌く儀式が行われ参拝客を沸かせます。捌いた鯉を奉納したあと、勅使一行が絹などの供え物も奉納します。
周辺地域の各町内会から20基近い数の子供神輿が集まる近江まつりも同時に開催され、子供たちも楽しめる祭事となっています。