近江神宮の献菓献煎茶祭は、毎年6月の第4日曜日に開催されます。
天智天皇が国見の際に地元の民から献上された郁子(むべ)の実を食べたという逸話と、郁子の実を加工したものがういろうの起源になったという言い伝えに基づいて、全国の製菓業者から銘菓と、滋賀県内の茶園から新茶を集め奉納します。

煎茶道小川流の家元のお点前で煎茶を奉る儀式もあり、儀式後には小川流門下の人々によってお茶会も開催されるので、神聖な場で歴史を感じつつ美味しい煎茶をいただく貴重な機会になります。