近江神宮のかるた祭は、お正月に近江神宮神座殿(かみくらでん)で行われる祭事です。
天智天皇が読んだ「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」との小倉百人一首巻頭歌が詠みあげられると、4人の取姫と呼ばれる采女装束を着た女性がかるたを取る「かるた開きの儀」を執り行います。
当時の人々の生活や喜怒哀楽を艶やかに現代に伝える百人一首のゆかりの地である近江神宮は、かるた大会のメッカとしてその名を轟かせています。