京都にある有名な神社と同じ名前を持つ、宮城県大崎市の祇園八坂神社にて、3日間行われるお祭りです。

古川の祇園神社は940(平安時代天慶3)年、藤原秀郷が奥州を鎮定するため、京都にある祇園八坂神社から分霊を移したことによってできたと言われます。その後消失もありましたが伊達政宗によって再建され、現在は厄除けや安産、五穀豊穣の社として崇められています。

例大祭期間中は神輿渡御(みこしとぎょ)行列や大名行列が旧市内を練り歩き、多くの参詣者が集まります。また大規模ではありませんが、境内には屋台が並び、子どもたちが楽しむ姿が見られるなど地域の雰囲気を味わうことが出来るお祭りです。