折渡峠に六地蔵があったことから、安永元年に是山和尚により延命地蔵尊が建立され、平成元年からはおよそ千体の地蔵尊が多くの寄進者により建てられました。

折渡初地蔵かんじき詣りは、この千体地蔵が完成した平成3年から1月24日を初地蔵詣りの日と定めて、雪の中を菅笠にみのを羽織ってかんじきを履いて折渡延命地蔵、六地蔵、千体地蔵の一周約2キロを歩いて参拝し、感謝を捧げるお祭りです。

赤い頭巾と前垂れをまとい、手を合わせる地蔵尊が並ぶ姿は日本の原風景を思わせます。