下御霊神社は、平安時代に冤罪で亡くなった人の怨霊を慰め、御霊(ごりょう)として祀る神社。朝廷と都を疫病や災厄から守る神社として、篤く信仰されてきました。

5月に行われる還幸祭(かんこうさい)では、ご祭神の分霊を鳳輦や神輿に乗せ、一年に一度の氏子地域の巡行を行います。それによって災いや疫病を祓い清め、地域の安泰を祈願するお祭りです。1日目が宵宮で、子供神輿の巡行などが行われます。2日目が還幸祭で、鳳輦や神輿の巡行が行われます。両日とも露店も多数出店し、賑わいを見せます。