飛鳥湯立神楽は、「伊勢神楽」系統に属する神楽を伝承してきた飛鳥神社で行われます。

湯立神楽は、試験神楽とも呼ばれ、神話を語る九の舞曲は、舞方6人、楽人笛1人、太鼓1人ですべて神職がこれに当たります。

演目は9つにものぼり、そのほかにも、お頭舞とツケ湯神事と言われる巫女舞があります。

巫女舞では、鍋に湯を沸かし、その中に笹束を浸し清めとして身体に振りかけるところから、「湯立神楽」と言われています。