明治維新の原動力となった三條実萬公、その子であり父の遺志を受け継いで明治維新の大業を達成した三條実美公を御祭神として祀る京都の梨木神社は学問・文芸の神様として崇敬を集めています。境内には萩が咲き誇り「萩の宮」と呼ばれるほど京都を代表する萩の名所としても知られています。
毎年9月に3日間行われる「萩まつり」では参道から社殿前まで咲き乱れる萩の花を愛でる参拝者が多く訪れます。
祭典では神饌と共に紅白の萩の花と鈴虫を竹のかごに入れて奉納し、拝殿にて献華式、弓術披露、狂言、舞、琴、尺八などの奉納行事が行われます。
また、地元の人々が自由参加の俳句大会や、抹茶席なども設けられますので、風情のある秋の祭りにぜひ足をお運びください。