下御霊神社は、平安時代に冤罪で非業の死を遂げた皇族・貴族の怨霊を慰め、御霊として祀る神社。朝廷や京の都を天変地異や疫病から守る神社として、昔から信仰されてきました。

例祭は、各神社にとって最も重要な祭祀。皇室の弥栄、国家繁栄や国民の安泰を祈願する祭礼のこと。下御霊神社では、8月18日に例祭(大祭)が、前日の17日に前夕神事が執り行われます。
前夕神事では、宮中御神楽(きゅうちゅうみかぐら)奉奏が行われます。
例祭では、祭典と東遊(あづまあそび)奉奏が行われます。東遊は、日本伝統歌舞の一つで、神事舞の中でも代表的な、雅な歌舞です。