約300年前の江戸時代に徳川家康の命に受けて始まったとされる「本栖公家行列」は、毎年5月17日に開催れる古くから伝わるお祭で、富士五湖町の無形民俗文化財にも登録されています。

大名や大名の傍らで仕える近侍、行列の扇動をつとめる徒歩(かち)などそれぞれの役に扮した村人たちが、本栖湖にある山神社から出発。国道沿いを練り歩きます。
掛け声を上げて槍を小気味好く操る姿は見応え充分で、歴史に養われた本栖湖ならではの、晴れやかなお祭です。