老松神社で行われる土師の獅子舞は、雄雌2頭の獅子が唐(中国)を出発し、東シナ海の荒波を越えて日本に渡り、老松神社にたどり着く様子を表し、五穀豊穣と家内安全を祈願します。
約660年の歴史を誇り、福岡県無形民俗文化財に指定されるなど、芸術性に定評のある獅子舞で毎年4月と9月に奉納されます。

舞の前には、白装束にハチマキ姿の子どもたちがバチを操りながら舞う「まわり打ち」が行われるなど、活気にあふれたお祭りです。

1年ごとに交代される、上土師地区の勇壮な舞と下土師地区の優美な舞が交代することも見どころです。