毎年1月26日に大御幣の祈祷と焼納が行われる火祭りが開催されます。
江戸時代中頃、魚津の街で大火が続き「防火意識を高めよう」と、火消しの纏(まとい)に似せた大御幣を作り、火伏せの神様が祀られている愛宕社に奉納したことが始まりと伝えられています。
この大御幣とは、高さ5~6mもある青竹の竿頭に榊をさし、神籬(ひもろぎ)、天狗やおかめのお面、扇子に麻をかけたものを付け、そこから金銀白などの長く切った紙をつけたものです。
大御幣は人間の姿を表し、天狗の面は災い除け、おかめは福を招くということから、これを焼納することで新しい年の平穏無事を祈ります。
この日に合わせて市民の人たちは、お正月飾りや書初めを燃やしにくるそうです。