萩原神社祭礼の獅子舞神楽は、御堂山の丹野城主萩原芳信が祀られている萩原神社の神霊を慰めたてまつる気持ちから、鈴木三郎という人が1844年に渥美郡田原の師匠から女獅子の舞を習得して戻り、この神社の祭日に舞を奉納したのが始まりとなっています。

地元の男子小・中学生などが、女性の着物を身にまとった女獅子となり、笛や太鼓の音色に合わせて伝統の舞を披露します。行列と共に地区内を練り歩きながら路地や公園などで踊り、神社の境内でも大勢の見物人の前で披露。巫女による舞や餅投げも行われ、町民たちの熱気で賑わいます。