浦島太郎の物語の乙姫のモデルの神様という説もある水の神「豊玉姫命」を祀る富士河口湖町の竜宮神社で開催される夏の祭典「西湖竜宮祭」は、富士五湖夏祭りの一つとしてたくさんの人で溢れます。

青木ヶ原樹海が夕闇に包まれる頃、西湖に約500個の灯ろうが流され、一斉に灯りが灯されるます。湖面に火影が揺れる様は神秘的で、後から上がる約1200発の花火がいっそう湖畔に彩る光の綴れ織りをもたらし、神秘的で幻想空間を湖畔一面に作り出します。