旧暦の1月7日酉の刻の18時、稲作の過程を身振りや歌で演じて豊作を願う祭りで、県の無形民俗文化財に指定されています。

平安時代末期を起源とするこの祭りは、田打ち、籾まき、苗代の草取り、馬の代かき、稲刈りなど、1年を通した稲作の所作を、神主はじめ、作大将、作男、そして地元の子どもたちとともに参拝客もまじえて演じます。最後は拝殿に供えられていた無病息災のご利益がある「牛の舌餅」や菓子、みかんが参拝客に配られて終了します。