五社稲荷社は、中央前方部大古墳上に、この古墳の尊厳を守り五穀豊穣を祈るため「保食神」を斎祀したのが始まりと伝えられています。現在では、五穀豊穣、商売繁盛、福徳円満の神として崇敬されています。

毎年2月3日には、春を迎えるに当たって悪疫、邪気を祓う節分祭が行われ、年男や奉賛会会員による豆撒きがあります。老若男女が孫たちを連れて五社稲荷社に足を運び、わきあいあいと福豆などを拾い合う姿はとても微笑ましく、楽しい節分祭です。