「初午(はつうま)」とは2月に入ってからいちばん最初の「午の日」のことを指し、全国の稲荷社ではこの日を祭日と定めています。伏見稲荷大社では、この日に大神の広大無辺なるご神威を仰ぎ奉るお祭りである「初午大祭(はつうまたいさい)」が開催されます。

初午詣は「福詣」とも呼ばれ、前日の巳の日からご社頭はおおよそ10万人もの参拝者で埋まり、京洛初春第一の祭事としても有名です。

また社頭で参拝者に授与される「しるしの杉」は商売繁盛・家内安全の御符として、古くから拝受する風習が盛んです。