毎年5月15日に本願寺で「諏訪部祭」が行われます。

文化元年(1804年)、鳥海山の噴火と大地震に見舞われた遊佐郷では大きな被害に見舞われました。
この時、遊佐郷の代官であった諏訪部権三郎は、食べるものも、寝る場所もない多くの人たちを見て、殿様の許可を待たないで、数か所の郷蔵を開け、人々に米を与え食べさせました。

そんな殿様からのお咎めを顧みずに領民を助けてくれた諏訪部権三郎に感謝をするお祭りです。