天保11年(1840年)、鶴岡城に幕府から庄内藩主を越後長岡に転封させるという伝達が来ました。
しかし藩主は農民に慕われており、農民たちは従うことが出来ない命令でした。

そこで、農民約20万人が立ち上がり、直談判をし、幕府の命令を取り下げることが出来ました。

江戸幕府約300年の歴史の中で、一度決めた命令を取り消すことは今までに無かったことで、庄内農家の一致団結した心が幕府を動かした出来事でした。

この素晴らしい偉業を称えて、毎年7月16日は感謝する祭典をするようになりました。