設楽郡の各所で開催される花祭。それぞれの地区で鬼の面や雰囲気が全く違うのも特徴で、上黒川地区では1月3日から4日にかけて夜を徹して行われます。

まず、熊野神社での新年祭典が斎行され、獅子舞、しめおろしと続きます。その後、五穀豊穣、家内安全などを願って舞が奉納されていきます。

「テホヘー」「トホヘー」という独特の掛け声に合わせて人が舞い、鬼が舞い、神々がその様子を楽しむというユーモラスなお祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。