関東独特の正月風景の一つであるだるま市。
だるまは転んでも起き上がる「七転び八起き」の縁起が好まれ、買い求めた目なしだるまは商売の神、大市姫命(おおいちひめのみこと)の前で神官によって片目を入れ、入魂してもらった後、願望が叶ったりしたときにお礼の片目を書き入れる風習があります。
これは願(がん)は眼(がん)に通ずることから始まったものだそうです。
江戸時代に宿場町熊谷の繁栄を願って始められたという、星川だるま市。
星川の流れを背に、だるま店が並びます。