野根八幡宮は、大分・宇佐八幡宮の分社で、野根地区全体の氏神として厚い信仰を集めています。大祭は毎年秋に行われ、早朝から大型の神輿が町中を練り歩いた後、流鏑馬の奉納が行われます。

野根地区の流鏑馬は一時期農耕馬の減少などで途絶えていましたが、1991年に地元有志により復活して現在に至っています。

真っ赤な衣装をまとった馬に騎手がまたがり、参道を疾駆しながら弓を引き、木製の的に当たる乾いた音が響き渡るたび、観客から大きな拍手が起こります。