黒沢地蔵尊は弘法大師空海が全国行脚の途中、この地に立ち寄ったことを記念して祀られたと伝わる名刹で、交通安全・安産祈願・学業成就・病気平癒をはじめ牛馬のお地蔵さまとして広く知られています。

本堂には弘法大師が彫ったと言われる像高約30センチの本尊「黒沢願王庵延命地蔵」が安置しており、毎年1月と8月の恩日(24日)に開帳されます。

当日は、地域の人々によってご飯などの「おせったい」が行われ、多くの参拝客で賑わいます。