五社神社は、1632(寛永9)年、当時一面の砂浜であった白浜を、浪人を集めて開発した明神忠右衛門を祀る神社です。

毎年5月には大祭が執り行われ、家内安全、海上安全、豊漁を祈願します。神輿衆が昼前から街中を練り歩き、太鼓や鐘を乗せた山車(だんじり)からは「ドンドンチキチン」という心地良い音が聞かれます。

このお祭りの最大の見どころは、午後8時ごろからの神輿とだんじりの競い合いの場面で、その勇ましい姿に多くの観客が魅了されます。