旧暦の1月10日に八幡浜市の魚市場で、航海の安全と豊漁を祈願する神事「十日えびす」が行われます。

神事のあとにえびす像を海に投げ入れ、その朝一番に入港した漁船の若者が飛び込んでえびす像を拾い、海水で浄めて再び神社に奉納する行事です。

このえびす像は天保年間に八幡浜沖に浮かぶ佐島に流れ着いて、山伏が拾い上げ、お堂を建てて奉納したといわれています。現在は市内神宮前にある八幡浜大神宮内の恵比寿神社に祀られています。