八幡浜市中津川地区にある、大元神社では春季例祭として「百矢祭」が行われます。

戦国時代に中津川地区の領主が武芸奨励のために始めたのが由来で、南予では唯一残っている弓祭りです。
現在では、地元の42歳と61歳の厄年の者が、約10m離れた場所に設置されているカワラケを目がけて、矢を射る行事です。

厄年の者が放った矢を拾うのは、地元の子どもの役割であり、「矢取り」と呼ばれ、これに参加するとお菓子などが配られます。