二名神社の春祭りですが、踊りが行われるのは地域の集会所や厄払いをしたい個人宅です。歴史は長く、1780年頃に火事が起き、その火を鎮めるために始まったと言われています。今では伝統行事のひとつとなり地域住民の方たちの交流の場でもあります。

踊りは本格的で一人一人役が決められており、風格のある舞を見ることができます。日本各所で地域の催事が行われますが、高齢化や過疎化などでその数は減少傾向にあります。今なお伝統を守り続けている二名神社のお伊勢踊りは貴重といえるでしょう。