毎年お盆の8月15日に新仏といわれるその年に亡くなった人をお見送りする行事です。船にはお酒や食べ物、タバコなど生前に故人が好んだお供えものをのせます。また、新仏を送るための船ですが、その年に亡くなった人以外も乗れるようにと里芋を使ったお弁当もお供えものと一緒にのせる風習があります。

ご先祖様を供養する方法は地域によってさまざまですが、その背景には古くから受け継がれてきた地元住民たちの想いがあるのではないでしょうか。