静岡県牧之原市の蛭児神社で、毎年2月第2土曜日の夕暮れから深夜にかけて、「蛭ヶ谷の田遊び(ひるがやのたあそび)」を開催します。

木を積み重ねた篝火の前で、氏子の若者たちが豊作、子孫繁栄を祈願して、稲作の一連の作業を模した「里田打ち」「田打ち」「稲刈り」などの16演目を奉納します。

鎌倉時代より続けられているこの「蛭ヶ谷の田遊び」は、楽器の伴奏がなく台詞と舞だけで厳かに行われるのが特徴的で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。