鉾持(ほこじ)神社の起源は721年と古く、高遠城の鎮守として城主らが信仰していた歴史があります。
毎年9月23日には豊作や無病息災に感謝して例祭「燈籠祭」が行われています。

伊那市では鉾持神社の燈籠祭を含めた「高遠燈籠祭」を開催、期間中は城下である西高遠の本通りの家々にほおずき提灯(笹竹に提灯を連ね下げたもの)が飾られます。
伝統の高遠囃子や子供神輿が披露され、宵祭りでは建福寺石仏のライトアップ、本祭りでは花笠の行列と二つの巨大な山車が町内を練り歩く様子を楽しめます。

稲穂のように揺らぐ提灯にゆったりとした高遠囃子、なんとも風情のあるお祭りです。