長野県伊那市西箕輪の中心地区である大萱にて、毎年8月16日に行われる「百八灯」(ひゃくはってい)。
江戸時代より続く伝統的なお盆の行事です。

暗闇に燃え盛る108つの火の玉が幻想的な雰囲気を醸し出します。
これはお盆の送り火でもあり、また煩悩を除く意味や、無病息災の願いも込められているそうです。

百八灯が行われる大萱公園には区民約300人が集まり、手持ち花火や盆踊りなどを楽しみます。
針金と布で作られた球に火を灯すのは子供達の役目で、火の塊をロープで振り回す「振りまんど」と呼ばれるパフォーマンスも見られます。