昔、この辺りには猿鬼という魔物がおりまして、村に下りてきては村人に危害を加えていました。

この付近の大幡山の神様が猿鬼を退治しました。

そしてお社を建てたと言い伝えがあり、この頃から大幡郷社祭りが始まりました。

祭り当日、地元の7基の神輿が勢ぞろいして大幡神社に向かいます。

神社境内において、下三井の地区では獅子舞を奉納します。

獅子が鳥居をくぐる際、獅子の背中には扇子を振る幼い子どもの姿があります。

神輿と獅子が鳥居をくぐって揃うと神事が始まります。

この地域では獅子舞は獅子殺しという、獅子退治を表現しています。

神事が終わって、神社から帰る際も地元の皆さんが獅子舞いの踊りを披露してくれます。