能登半島の最北端にある珠洲市の花木に指定されているヤブツバキは、日本の固有種であり古くから人々に愛でられてきました。
珠洲市内の各所に群生するヤブツバキの中には、幹周りが1メートル以上の巨木になるものも数多く見られます。
能登に春の訪れを知らせる3月に毎年行われる「すず椿フェスティバル」では、市内の児童による椿絵画展、観察会、地元の特産品が勢ぞろいの「特産市」、お茶会、ガイドの育成講座などの催しが盛りだくさんです。
特産市で販売される「椿寿司」は、地元のお母さん方が作るもので、この日にしか食べられない貴重な特産品です。他にも、この時期にココでしか食べられないものがたくさんあるのも、この祭りならではです。