毎年1月に輪島恵比寿講が行われます。これは通常地元ではおでまし恵比寿ともいわれます。

輪島前神社のお祓いを受けた7人の氏子が、かみしも姿で登場し木彫りの恵比寿様を抱えて町内をおごそかに回ります。

1月は神様が海に出るという神事で、町内の漁師さんはこの恵比寿様に豊漁と航海安全を願います。

そして恵比寿様にお初穂を供えてかしわ手を打ちます。

氏子さんたちは、下駄の音を響かせて太鼓を叩きながら町内を隈なく廻ります。

輪島恵比寿講は江戸時代から続けられているお祭りです。