石川県の總持寺は、1321年に開かれたといわれます。

それ以降總持寺は、曹洞宗の中心になった修行の場所になりました。

1898年に火災により寺院の施設が失われました。そのため1911年に横浜の鶴見へと總持寺は移転しました。

しかし大正時代から昭和時代にかけて、焼失した寺の施設が再建されて、能登の祖院として復活しました。

毎年7月17日は観音山の山開きに伴い、祖院内の僧形観世音菩薩が御開帳になります。

お堂の扉が開かれ供養が行われる様子を見ることができます。

そして参拝者の祈願が書かれたお塔婆を燃やす、お炊き上げが行われます。

御開帳の日は祖院内の回廊に行灯が灯され、幻想的な雰囲気になります。