群馬県桐生市にある広沢山大雄院は、天正11年(1583年)に由良氏の家臣藤生善久が開基し、上野国沼田舒林寺七世、日栄春朔和尚を迎えて開山しました。

元朝祈祷は、元日を迎えたところで本堂において、新年の祝いと一年の無事を祈念して、祈祷が行われます。修正(しゅうしょう)会とも言い、過ちを改め、正しいことを修めるという意味もあります。
年の初めに、去っていった年の反省をして、新たな決意をもって新年の出発をする法要です。