京都市上京区の上御霊神社は「御霊神社」が正式名ですが、下御霊神社と区別するため上御霊神社と呼ばれ親しまれています。応仁の乱勃発の地であり、ご祭神は崇道天皇・井上大皇后・他戸親王・藤原大夫人など八柱で昔から御霊信仰として疫病除神社として多くの人が参拝に訪れます。
ここで毎年11月に行われる火焚祭では、まず拝殿にて神事が執り行われ、五穀豊穣を感謝して海の幸・山の幸を捧げその年の収穫を報告します。その後祝詞の奏上に続き、拝殿前にて御火焚きが行われ、家内安全・厄除などの願い事が書かれた護摩木が祈祷の後に焚き上げられます。
京都の伝統行事でもある御火焚きをぜひ上御霊神社にてご覧ください。