「大林獅子踊り」は毎年8月13日の夜に熊野神社で行われるもので、その起源は田村将軍が東征の折に戦の徒然をいましめて舞ったという説や、江戸時代の始めに佐竹氏が常陸から秋田に移封されたときに、足軽らを癒すやめに道中宿場宿場で踊ったのが始まりだとも言われています。

獅子踊りは五穀豊穣を祈る踊りとされ、幟指物(のぼりさしもの)や長刀などを持った大名行列に獅子や奴踊りの者が加わり、子獅子の舞や大獅子の舞が行われます。獅子使いと獅子の掛け合いはユーモラスで、見るものの心を和ませます。