京都の上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)で毎年5月に執り行われる御霊祭は1000年以上続く伝統のある祭りで、京都の春の風物詩として地元の人々に親しまれています。令和元年の2019年には54年ぶりに社頭の儀である神幸祭が復活し、神輿の渡御が行われます。
5月5日は子供神輿、5月17日は宵宮祭にて地元の小学生や有志による太鼓の奉納が見られます。その翌日5月18日は還幸祭で、御霊祭中最も盛り上がります。還幸祭では剣鉾・三基の神輿・八乙女・稚児・若武者・牛車・獅子舞などが氏子地区を巡業し、独特な神輿の掛け声「えらいやっちゃ」が響きます。
応仁の乱の発祥の地としても知られる御霊神社の伝統の祭りをぜひ一度ご覧ください。