中野七夕は、大館市比内町扇田地区で毎年8月13日に行われる旧盆行事で、子供たちが描いた絵灯ろうを竹につるし、ろうそくをつけて太鼓を鳴らしながら集落を練り歩きます。元は虫追いの行事とされ、五穀豊穣を願うものです。

1559年、浅利勝頼が中野城を築いたころから始まったと言われており、400年以上の歴史を持つお祭りです。昭和の初期に一度途絶えましたが、昭和52年地元の若者たちによって復活しました。

長いバチで叩かれる大太鼓の音が特徴の賑やかなお祭りです。