ジャジャシコ祭りは江戸時代末期に起きた大火を機に始まった火伏せ祭です。民家や商店の屋根などにひしゃくで水を掛けて無火事を願う行事です。

火消し役が持つ錫杖の輪がジャラジャラという音を鳴らすのでこの名前が付いたと言われています。出発前に扇田神明社で神事を終えた後、神職が町中を回ります。住民は軒先に米、塩、水が入ったバケツを用意して一行を迎えます。

毎年4月3日に行われることから、扇田地区に春を呼ぶ行事として定着しています。