「冬師番楽」は本海流獅子舞番楽のひとつとされ、鳥海山を中心として各地に伝えられる山伏系神楽とされています。その始まりは本海坊(本海行人)という修験者によるといわれ、獅子舞を中心として番楽舞が多く伝承されています。

お盆には獅子舞番楽がほぼ全種目行われるが、盆の19日は龍馬山神社の祭礼に奉納のために別当三浦家の座敷で披露されています。また獅子廻しもあり、お盆の始めに仏迎えとして新盆の家や集落内の家々で獅子舞が舞われます。獅子廻しでは、一般の囃子とは異なる小路渡りという道中囃子も奏でられます。