栃木市にある渡良瀬遊水地は、渡良瀬川下流に作られた日本最大の遊水池。面積の大半は栃木県に位置しますが、茨城県・埼玉県・群馬県にもまたがっています。ラムサール条約の登録湿地にもなっています。

渡良瀬遊水地の春の風物詩である「ヨシ焼き」は、およそ1500ヘクタールもの面積が真っ赤な炎で焼き払われます。ヨシに寄生する害虫駆除や野火の防止、湿地環境の保全の為に毎年行われています。近年では、観光や写真撮影のために多くの見物客が訪れるようになっています。