「湯立神楽」は城南宮に伝わる伝統的な神事で、たすき掛けの巫女が文政6年(1823)の銘を持つ大釜の湯を笹の葉で勢いよく散らして邪気を祓い、無病息災、願望成就を祈願する伝統的な神楽です。

巫女が勢いよく振るう笹から舞い上がる湯けむりは神々しさを感じるほど。湯気やしぶきを浴びると、悪霊退散・願望成就・無病息災などのご利益があると謂われています。
なお神事に使った笹は、式のあとに「福笹」として短冊を結び、参拝客に振るわれます。