毎年1月4日から5日の二日間に渡って朝倉市安長寺にて「甘木バタバタ市」が開催されます。
「バタバタ」というのはいわゆる「でんでん太鼓」と呼ばれるおもちゃの表面に男女の子どもの顔が描かれているもののことです。

バタバタ市の期間中のみ購入の出来る「豆太鼓バタバタ」は元々は天然痘除けのおもちゃでしたが、天然痘の心配がいらなくなった現在では子どもの無病息災の祈願の為に販売されています。

また、産室に置くことで胎児の発育がよくなり産まれてくる子どもの容姿の均整がとれるといわれており、そのほかにも床の間に飾れば家に幸運が訪れるなどのご利益があるとされており毎年様々な目的の来場者が訪れます。

この祭りは1000年ほど前から続いているといわれておりますが、豆太鼓の製作にはかなりの技術を必要とするため年々製作者は減少しています。
この機会に足を運びバタバタを購入してみるのもいいのではないでしょうか。